妊娠可能日は6日もある!「妊娠の窓」が開くタイミングを狙おう

一回の生理周期で妊娠可能な日は6日間もある?!なぜ「妊娠の窓が開く」と言われる6日間が妊娠しやすいのか、そして気になる「妊娠の窓」が開く時期を周期別にお教えします!

妊娠可能日を知って妊娠のチャンスをつかもう

赤ちゃんが欲しい!と思ったら、まず最初にすることは何でしょう?残念ながら闇雲に仲良くしても、直ぐに妊娠することはできないかもしれません。まずはあなたの「妊娠可能日」を知ることが大切です。

妊娠しやすいのは排卵日ではない?

排卵日と妊娠の関係

「排卵日を狙って仲良くすれば、妊娠ってすぐできるんじゃないの?」と考えがちですが、そうでもないのが現実です。もちろん「妊娠可能日」は排卵日近辺なのですが、妊娠の鍵を握るのはそれだけではありません。妊娠可能な年齢かどうかも関連してくるのです。

女性の加齢は妊娠率に明らかに関係しています。30歳を境に妊娠確率は少しづつ下がって行き、37歳になると低下スピードに拍車がかかるのです。

日本産婦人科学会が定義する不妊症とは「健康なカップルが避妊を行わず正常な夫婦生活を送っているのに、1年以上妊娠できない状態」とし、これを過ぎたら医師の診断を受けるべき、としています。しかしながら30歳を超えたカップルであれば、一年と言わず、もっと早くに診断を受けた方が良いかと思います。悲しい現実ですが、女性の体は刻一刻と加齢していき、それに伴い妊娠力は確実に落ちて行きます。妊活はある意味、時間との戦いでもあるのです。

排卵日以外でも妊娠する可能性はある

生理直前、生理中の妊娠は可能性は低いとは言え、ゼロではありません。とくに若い女性や生理不順の女性は排卵期が安定しないことも多いので、排卵日を確定するのはとても難しいのです。例えば普段よりも長い生理期間があって、その時にセックスをした場合。生理が終わってから数日で排卵があるということも考えられ、その場合卵管内で生き残っていた精子と出会って妊娠することはあり得ることなのです。

確実な避妊をしたいのであれば、コンドームやピルなどを使わなくてはなりません。

生理後何日が可能性が上がる?

排卵期の後にくる黄体期の長さはどんな人でも、どんな状態でも約14日間と変わりません。ですから次回生理予定日から14日間(2週間)を引く事で、大体の排卵日がわかります。

排卵日の妊娠確率は高くはありませんが、一ヶ月の間に妊娠できる日は、実は6日間もあるのです。英語でFertile window(ファータイルウインドウ)、「妊娠への窓が開く期間」と呼ばれる6日間は、排卵日から前の6日間です。

【24日周期】
「妊娠の窓」が開いている…生理開始日から5〜10日目
妊娠の可能性が高い…生理開始日から8、9、10日目
排卵日:前回生理開始日から10日目

【28日周期】
「妊娠の窓」が開いている…生理開始日から9〜14日目
妊娠の可能性が高い…生理開始日から12、13、14日目
排卵日:前回生理開始日から14日目

【32日周期】
「妊娠の窓」が開いている…生理開始日から13〜18日目
妊娠の可能性が高い…生理開始日から16、17、18日目
排卵日:前回生理開始日から18日目

参考リンク先ページ一番下に生理周期別「妊娠の窓」計算ができます

排卵日前日がなぜ可能性が高いの?

精子の寿命

射精された精子の寿命は環境によって異なります。例えばシーツの上に射精された場合、精液が乾くまでには精子もダメになります。お風呂の中などの水の中であればもう少しは長く生きているでしょう。

個人差はありますが、女性の体の中での寿命は最大で5日間程と言われています。

卵子の寿命

対して卵子の寿命は排卵後12〜24時以内と言われています。寿命は12時間以上ありますが、22時間後に精子と出会い受精できるかどうかと言われると、定かではありません。体外受精時を例にとると、排卵後6〜8時間以内、いやいや12時間以内なら大丈夫… 排卵後できるだけ早く、卵子が新鮮な間に受精させた方がいいとも言われているようですが、これらもエビデンスに基づいた結論という訳ではありません。

具体的の時間はわからないにしても、精子も卵子も古いよりは新鮮な方がいいことには変わりありません。排卵されてからできるだけ早い間に受精できるのが最も望ましいパターンと言えます。このタイミングに合わせるには、精子は排卵されるのを「出待ち」する形で待ち受けている必要があります。だからこそ「排卵前に妊娠の窓が開く」と言われているのです。

妊娠の確率

実際に「妊娠への窓」が開く排卵日前の6日間、その中でも最も妊娠の確率が高い排卵日前2日前〜前日に仲良しした。その場合の妊娠率はどれくらいなのでしょうか?

仲良しした日と妊娠率の関係を調べた研究結果では:

*排卵周期中に一回仲良し → 排卵日の一日前が最も妊娠率が高い
*排卵周期中複数回仲良し → 排卵日の二日前が最も妊娠率が高い

こんな結果がでていますが、忘れてはいけないのは「年齢」です。

【自然妊娠率】

20代 20〜25%
30代前半 15%
35歳以降 10%
40代 5%

妊娠率と年齢には深い関連があります。数ヶ月「妊娠の窓」を狙って仲良ししたのに妊娠しない場合には、医師に相談しましょう。

妊娠可能日の計算方法

排卵日はどうやって特定できるの

基礎体温をつけることである程度の時期はわかりますが、基礎体温からピンポイントで特定することは非常に難しいとされています。一番確実な方法は婦人科にて超音波で卵胞をこまめにチェックしてもらうことですが、市販されている排卵検査薬を使う事でも排卵の約1日前に予測することができます。

排卵日計算方法

正常とされる生理周期は25〜38日ですが、この周期は十人十色です。また一人の女性でもストレスや体長などによって長短があり、毎月毎月同じとは限らないもの。でも、排卵期の後にくる黄体期の長さはどんな人でも、どんな状態でも約14日間と変わらないのです。

従って排卵日を予測するには、次回生理予定日から14日間(2週間)を引くだけでOK。28日周期の人であれば生理開始日から14日後、35日周期であれば21日後と大まかに考えることができるので、この頃を狙って妊娠の可能性がチェックできる排卵検査薬を使ってみるといいでしょう。

基礎体温をつける

基礎体温とは朝起きてすぐ、活動を始める前にベッドの中、安静上体で計る体温のことです。女性のからだには低温期、排卵期、高温期の一定のリズムがあります。0.3〜0.5度の間で周期的に変化し、排卵や生理と大きく関連しています。基礎体温をつけることでこのリズムが見えてくるので、基礎体温は妊活の第一歩とも言えるのです。

妊娠の可能性を高める方法

頻繁に仲良くする

妊娠するためには何よりも「タイミング」が一番大切と言えます。上記の「妊娠の窓」が閉じている時には、妊娠することは不可能なのですから。従って妊娠の窓が開く6日間の間に複数回は必須と言えます。パートナーさえひるまなければ、毎日でもいいのです。

以前は毎日射精すると精子の質が落ちて妊娠率が下がると考えられてきましたが、今ではその説は間違いとされています。毎日の射精でも質、量、運動量すべてにおいて劣化はないことがわかっています。逆に10日以上射精をしない場合は質の低下が認められているのです。

毎日、もしくは2日に一度の仲良しの時が一番妊娠率が高いと言われています。

冷え性を治す

「体の冷えと妊娠の関係」というのは非常に東洋的で、西洋にはその考え方はありません。冷え症による血流の悪さがホルモンバランスの乱れに結びつくという考え方です。緑黄色野菜やねぎ、生姜など体を温める食材を意識して摂ること、冷たいジュースや南国産の体を冷やす食べ物を避けること。そして運動もしっかりすることで冷え症改善につながります。

冷え症改善のお勧めメニューと言えば豚汁です。豚汁に欠かせない人参や大根、ごぼう、レンコン、豚肉は体を温める効果があると昔から言われている食材。更に冷え症改善には欠かせないショウガを入れ、七味トウガラシをふりかけて食べればポカポカに温まります。お豆腐、こんにゃく、油揚げなど、何でもお好みのものをいれてしまいましょう。

バランスの良い食事

質のいい卵子、そして受精卵が着床しやすいフカフカの子宮内膜を作るためには、あなた自身の健康な体が必要です。健康な体を作ってくれるのは食べ物ですから、バランスの良い食事を摂る事が大切です。食事を作る時間がなかったり、どうしても外食続きになってしまうのであれば、サプリを摂りましょう。亜鉛、葉酸、マルチビタミン、コエンザイムQ10、オメガ3必須脂肪酸、鉄分、カルシウム、ビタミンB6が妊活に必要な栄養素と言う事ができます。

特に葉酸のサプリは妊活開始とともに飲み始めるべき。日本ではまだ妊娠前、そして妊娠中に葉酸を摂る意識が低いように感じますが西洋圏では妊婦さんはもちろん、妊活を始めた女性も摂り始めるのが葉酸サプリです。妊娠1年前から飲み始めた場合早産の確率が50%低くなったという研究結果もありますが、それより何よりも神経管奇形の確率も50%に下がるのです。

葉酸はもちろんほうれん草など葉野菜に含まれている栄養素ですが、サプリから摂った方が吸収率が良いことがわかっています。

まとめ

健康な男女のカップルの場合、妊娠できるかできないかは「タイミングがすべて」と言われています。妊娠の窓が開く排卵前6日間の間に複数回仲良しすることで、妊娠の可能性はぐーんと高くなりますよ!