排卵日を基礎体温から予測しよう!そこから読み解く5つのポイントとは?

排卵日と基礎体温、それは妊娠を望んでいる方もまだまだ先だと思っている方にも、すべての女性に知っておいてほしいキーワード。基礎体温の測り方や、見方までを5つのポイントにしぼってご紹介します!そして、実はそこから読み取れるのは排卵日の情報を始めとして女性にとって嬉しいメリットばかりなんです。

排卵日を自分で確認できる基礎体温

排卵日、それはこれから妊娠をしようとしている方を始めとして、しっかりと予測できておいたほうが良いものです。ですが、残念ながら排卵日というのは「あ、きた!」と自然と把握できることはほとんどありません。

なのでそんな時に役立つのが「基礎体温」を毎日図って、それをグラフやノートに記しながら排卵日を予測する方法です。基礎体温がわかれば、妊娠や避妊、自分の体調の変化などにも多いに役立つのです。気軽に始められる基礎体温を計測する方法でしっかりと自分の排卵日を認識しましょう。

基礎体温?排卵日?

基礎体温とその測り方

さて基礎体温ってよく見聞きするけれど、実際なんだ?ということを復習がてらまとめてみました。

基礎体温とは、何かをしたり余計なエネルギーを消費していない安静な状態で図った体温のことを指します。特に女性の場合はこの基礎体温の結果が排卵日、生理などの女性の生殖機能にとっての一つの目安となり、妊娠を望む時や避妊する時などの女性特有の周期を把握する上で非常に役立つ指標なのです。

現在では基礎体温計という0.01度のところまで測れるという、女性の基礎体温を測るために特化した商品も出ており種類も様々にあります。メーカーでいうと、テルモやオムロンヘルスケア、ニシムラのプチソフィアなどが人気です。中には小さなデンタル表示でグラフ化できたり、データの保存、排卵日の告知、パソコンや携帯との連携ができたりするものもあるそうです。

そして基礎体温で大事なことはその測り方。さきほど基礎体温の定義をお話ししましたが、その測り方は言うなれば「超安静状態」の時に測ることが推奨されていますが、一概には想像できにくいですよね。答えをいうと、一般的に基礎体温の測り方は「朝起き抜けの布団の中で、毎朝同じ時間に口に入れて測ること」です。

とりあえず朝起きたての体のエネルギーが一番安静な朝にすること、そしてグラフ化することに意義がありますので時間もなるべく同じ時間帯を目指しましょう。体温を測る時は日本では脇の下が基本ですが、基礎体温を測る際はより体内の中心に近い「口」ではかるの普通です。

排卵日とは、低温期の最後の1日

排卵日とは排卵する日のこと。具体的に言えば妊娠をするために卵子が卵胞から出てくる日のことを指します。そしてその排卵日を含めた前後6日間(一説には前後5日間)が、妊娠しやすい期間として排卵期とも呼ばれています。

排卵日を知るためには基礎体温を活用する方法があるとご紹介しましたが、排卵日には基礎体温にどのような変化があるのでしょうか?それは「体温の変化」です。女性の体温は通常、生理周期にのっとり平均28日間で移ろい、その間において体温が「低温期」「高温期」の2段階(2相)にわかれます。

これは女性の体内にある女性ホルモンが作用している結果です。その女性ホルモンとは2つの種類があり、体を低温にさせる「卵胞ホルモン」と、体を高温にさせる「黄体ホルモン」が存在し、女性の体はこの2つのホルモンのどちらかが活性化することにより、「低温期」「高温期」とに体温が2段階(2相)にわかれるのです。

そしてその2つのホルモンの切り替えスイッチとなるのが「排卵」と「生理」です。そして排卵を中心とすると、排卵日以前を低温期・それ以降が高温期となっています。排卵日とは通常低温期の最後の1日を指し、人によっては低温期の中でも体温が一番低い日であるとも言われています。そして高温期(黄体ホルモンの分泌)が始まってからはまた新たな卵子を作るために生理期間に突入するのをきっかけに、2つのホルモンの分泌の優劣が交代し、低温期(卵胞ホルモンの優位分泌)がやってくるという仕組みです。

そしてその繰り返しがいわゆる「生理周期」で通常28日周期が一般的、また「高温期」の日数は14日±2日(12~16日)が正常であると言われています。

排卵日を知るためにも、最低3ヶ月は基礎体温を図ろう!

さて排卵日の仕組みということで基礎体温計からその日が読み取れるということをご紹介しましたが、その正確性や信頼を置くためにも基礎体温は長く続けてとることが大切です。なので最低でも3ヶ月以上はとって、自分の生理周期や低温期、高温期、排卵日を予測できるのが好ましいです。

たとえば妊娠についてお医者さんにかかろうと思っても、最初は基礎体温の蓄積されたデータを要求されることも多いので、そういった準備もスムーズになりますね。お医者さんでさえ、たった1ヶ月のデータよりも数ヶ月分あったほうが適切で正確な診察結果となります。

なのでただでさえ自分で見る場合は、長く続けてグラフ化やデータ化して、正確なデータを確認するに越したことはりません。

基礎体温でちゃんと排卵を確認するための5つのポイント

一応、排卵日と基礎体温の仕組みはわかったものの、実際に計測し始めてグラフ化してみたけど、「言っていたような体温が2段階に分かれてない……」とか、「体温が日によってバラバラガタガタ!」とか、いろんな不安や実際に正しくできているのかどうかわからないという方のために、基礎体温で排卵日を確認するポイントをまとめてみましたのでご覧ください!

①基礎体温がしっかりとはかれている?

さきほど基礎体温の測り方はご紹介しましたが、ここでは改めて測り方のポイントや注意事項をご説明します。

基礎体温の測り方
⑴時間:朝起きた時
⑵場所:布団の中
⑶態勢:仰向けで
⑷基礎体温計の入れ場所:口の舌の下

時間はなるべくいつも同じ時間帯が望ましいと言われていますが、どうしても休日などゆっくり寝たい時もありますよね。なのでそういう時は同じように朝起きた時に測るようにしましょう。もうお昼だった……なんてことがなければ、それで問題ありません。

また基礎体温計を入れる「舌の下」ですが、これが実は案外苦しいんですよね。小さな頃から口よりも脇の下に体温計を入れて測っている方も多く、最初は若干なれるまで違和感も半端なく、ブラブラさせて正確さを欠くことも否定できません。なので用法をしっかりと守って、うまく測れるように慣れるまでは気を遣ってしっかりくわえていたほうが安全です。

そして何よりも安静を心がけてください。基礎体温計を測っている以外は何もせず、携帯などの機器もなるだけ遠ざけて終わるまで待ってあげてください。

②毎日しっかりと基礎体温を取り続けよう。

基礎体温は1日1日の積み重ねが大事です。その1日1日の積み重ねが、普段外側から分かりづらいあなたの体内の指標となってくれるのです。一つでもデータ改ざんをしたらその信用は失われてしまいます。もしかしらその1日が大事な「排卵日」の可能性や、不調を表すサインなのかもしれないのですから。

なので基礎体温は義務的にする作業ではなく、習慣化して1日の1部にしてしまうことがおすすめです。特に朝起きぬけに数分程度の時間を割いて測れるものなので、朝一番の慣習にしてしまえば義務感もなくなり当たり前となってくれるかと思います。

また毎朝基礎体温を測ることによって、自分の体調管理などにも活用できるので日々の健康に気遣う方にもおすすめです。

③排卵してるの?体温の変化がわかりづらい!

基礎体温のグラフが2段階(2相)になっている際に、その低温期・高温期の差は一般的に0.3度〜0.5度ぐらいであると言われていますで参考になさってください。万が一、その差が本当に微量で分かりづらい……そんな時は自身で判断せず医療の専門家に判断をお任せすることをおすすめします。

また、さっきほどお伝えしていた「低温期の中でも体温が一番下がる事が多い」ということは、残念ながら万人に共通して言えることではありません。その日の体調はもとより、一人一人基礎体温のグラフが異なるように、その変化の仕方も十人十色。なので排卵しているか排卵していないかを予測する方法としては「この日が一段体温が下がった!」というよりは、グラフが2段階(2相)になっているほうが明確な指標になります。

なので低温期の最後に一段と体温が下がらないからといって排卵日じゃないんだと思う必要はありません。そしてそれは同時に排卵日がわかりづらくもありますので、そんな時のために役立ってくるのが基礎体温を取り続けたデータです。人の周期は人それぞれ、その積み重ねてきた自分だけのデータを持って予測して行動できるのです。

④どうしよう?基礎体温のグラフがガタガタor一直線!

基礎体温を測り始めたは良いものの、グラフ化データ化してみても、言っていたような2段階(2相)にならない!という方は、最初に結論を言うとお医者さんにしっかりと診てもらってください。

なぜなら、その原因というのがいずれも排卵に異常を来している場合が多いからです。主にグラフがガタガタの場合は排卵障害や自律神経の乱れ、そしてグラフの変動がほぼない場合は女性ホルモンの分泌が無い(少ない)ことによる無排卵の可能性があります。いずれも妊娠機能に大きな影響を及ぼしますので、早めにお医者さんに相談しにいくことが大切です。

怖いのが月経は通常通りにきていても、そういった可能性が出てくる可能性があるのが排卵です。なので妊娠を望む際は、私は生理がきてるから大丈夫、というのではなく排卵日の予測も含めて基礎体温で自分の体の調子を知ることも大切ですね。

⑤排卵日だけじゃなくて、生理周期全体も見てみよう!

女性の体はとてもナーバス。そしてそれがまた体の機能への影響も出やすいと言われています。その影響はもちろん女性の生殖機能も例外ではありません。

排卵や基礎体温の変化のお話は今までしてきた通りですが、もう一つ注目したい生理周期からみる排卵日です。排卵日の指標になる基礎体温グラフの2段階(2相)の変化ですが、実は2段階(2相)になっていたとしても注意したい症状もあるんです。なので以下からお話するような症状が出た場合は、自分で判断せずにお医者さんにかかりましょう。

基本的には生理周期は28日周期で高温期が14日±2日であることが望ましい形です。なので、たとえば低温期・高温期がそれぞれ長すぎたり短すぎたりするのも、不調やあるいは妊娠のサイン(高温期が続く場合は)であるとも考えられます。

また生理周期自体も28日周期といっていますが、通常の範囲内では25~38日程度と言われ、それよりも短すぎたり長すぎたりといったところにも注意を。ですが、必ずしも生理周期は毎回何日と決まっているものでもありませんので多少の誤差は気にしなくても大丈夫です。

その他にも高温期への移行に時間がかかったり(通常1,2日)、2段階(2相)になっているものの全体的な平均として体温が低すぎる・高すぎる場合もなんらかの不調であることが考えられています。低温期、高温期をあわせて考えてもその振り幅は36.3〜37.0度ぐらい(※あくまで一般的な例になります)までの体温であることが妊娠や排卵には好ましいと考えられています。

こういった生理周期の面からいっても基礎体温はとても役立ちます。先ほど言っていた「基礎体温を毎日取り続ける」ことの大切さもこの話につながってもくることですね。基礎体温は、いわば体内の調子を報せてくれる助言といってもよいかもしれません。

排卵日=妊娠日?

排卵日というと妊娠を連想させる言葉ですが、必ずしもその日にセックスすれば100%妊娠するというわけではなく、排卵日の前後6日間(5日間とも言われる)が排卵期として妊娠しやすい期間になっています。その訳は、精子と卵子の寿命やたどり着くまでの道のりが多いに関係しているようです。

精子は5日間程度女性の体内で生きていることができますが、その間卵子までたどり着くまでに数を大幅に減らし日数も経てしまっています。それに対し卵子は卵胞から排卵されてから、1日という寿命しか持ちません。そう考えると排卵日その日にセックスするのではなく、排卵日の前日や二日前では一番妊娠しやすいのでは?ということが一部では言われているという訳ですね。

なので、ここでも基礎体温のデータを取り続けることでより正確な排卵日の予測をし、それに備えることが可能になります。

基礎体温から排卵日を知って、美容面に役立てよう!

基礎体温は排卵日を知る有効な手段、ですが実は美容面にも役立つって知っていますか?基礎体温の変化や排卵日というのは女性ホルモンが多いに関係しているとお話しましたが、この女性ホルモンによって女性は綺麗にもなれるしブスにもなります。

女性ホルモンは女性の体にいろんな変化をもたらします。女性ホルモンは、「卵胞ホルモン」と「黄体ホルモン」のことを指し、それぞれ低温期・高温期を作用させるのを始め、女性の妊娠機能にはなくてはならない役割を果たします。

そしてそれと同時に、女性の美容面にもこんな影響をもたらすんです。
・卵胞ホルモン(低温期)……女性らしい肌、髪、体つきなどに好影響を与える。
・黄体ホルモン(高温期)……全体的に不調となり、皮脂分泌を促しニキビができやすくなったり、心に余裕がなくなったり、髪がぱさついたり、代謝も悪くなる。

つまり生理前の体の不調は黄体ホルモンが関係していて、排卵日を予測できていれば、それを機に増えていく黄体ホルモンに対する対策を打ち立てることができるのです。皮脂分泌がされてニキビができやすくなるならそのためのスキンケアや、髪のパサつきや代謝が悪くなるにしても、それぞれヘアケアや代謝を上げるためのストレッチ、運動、食事などで対策をたてることができますね。

まとめ

以上基礎体温と排卵日を中心に、その測り方や見方などを見てきましたが、基礎体温は朝の数分測るだけで、排卵日の予測に役立てるだけではなく、生理周期による不調の把握や美容対策に用いることも!特にこれから妊娠を考えるような適齢期の女性は、是非お試しください。

またもし排卵日についての判断に悩んだ時は、迷わずお医者さんに診てもらってくださいね。