【生理をコントロールしたい!】ずらしたい時の方法&病院に行くタイミングは?月経時の出血をコントロールする方法もご紹介!

女性なら誰でも「よりによってこんな日に生理にならなくても…」と、大事なイベントに生理が重なって落ち込んだ経験はありますよね。受験や結婚式、部活の試合や旅行など、あらかじめ決まっているイベントに合わせて生理をコントロールしたいとき、お役立ちの方法を調べてみました。最近話題の月経血コントロール法も!

生理をコントロールしたいとき

大事なイベントに生理が重なるのが困る

女性なら10代の初め頃から閉経を迎えるまでの長い期間、生理と付き合っていかなければなりません。その間には学校の行事や仕事、結婚などの大事なイベントと生理予定日が重なってしまうこともあるはずです。

生理痛がひどかったり経血の量が多い人はもちろん大変ですが、ふだん生理中にトラブルがない人でも結婚式や受験、スポーツや登山、海外旅行など生理になってしまうと困る場面があると思います。そんなとき、「生理日をコントロールできたらいいのに」と思う人はきっと多いのではないでしょうか。

生理中のわずらわしさが嫌

特別な予定がなくても、毎月の生理中のわずらわしさが嫌でたまらない、という悩みを持っている人も多いと思います。仕事の関係でトイレにあまり行けなかったり、経血量が多くて漏れないか心配な人、だらだらと長く生理が続いてナプキンでかぶれてしまったり、いつも下腹部が重たい感じで気持ちも晴れない人。

人によって悩みはさまざまですが、「生理自体をコントロールして楽に過ごせたらいいのに」と思う人が多数いることは確かでしょう。

生理をコントロールする方法はあるの?

ピルや注射など薬を使う方法

生理日をコントロールしてずらしたい、という場合には薬を使う方法が確実です。女性の生理日は女性ホルモンの変化量によって決定されるので、薬によって女性ホルモンの量を調節すれば生理をずらすことが可能です。

よく過激なダイエットや過労で生理が止まったという話を聞きますが、その場合は強いストレスや栄養状態の悪化で月経周期が正常でなくなってしまったのです。ダイエットなどで無理に生理を止めようとすると、その後に正常な生理がこないこともありますので、絶対にしないでくださいね。

薬を使う方法としては、ピルを服用する方法と女性ホルモンを減少させる薬を注射する方法があります。

昔のように薬に頼らないでコントロールする方法も

現在は高性能な紙ナプキンやタンポンがありますが、昔の女性はどうやって経血を処理していたのでしょう?最近注目されているのが「月経血コントロール」と呼ばれる方法です。経血を出すタイミングなどを自分でコントロールでき、生理中のつらい症状が軽減することもあるそうです。

特別な器具やメソッドは必要なく、誰でもトライできるので、生理中の自分のカラダをコントロールして、楽に過ごしたいという人に支持されているようです。生理日をずらすほどではないけれど、生理自体を楽にしたいという人はチャレンジしてみては。後程詳しく説明します。

ピルを使って生理をコントロールする

クリニックで処方してもらう

ふだんピルを服用していない人は婦人科のクリニックでピルを処方してもらうのが一般的です。婦人科に行くことに抵抗がある方でも、通販などでピルを購入して自己判断で服用することは、思わぬトラブルにつながりかねないので避けてください。体調や生活習慣によってはピルの服用で健康を害するリスクが高くなるので注意しなければいけません。

婦人科を敬遠する理由のひとつが内診かもしれませんが、生理日をずらすために一時的にピルを利用する場合は内診はありません。料金の目安は診察代込みで3000~5000円くらいです。保険はききませんので、自費診療になります。

服用するピルの種類

ピルは経口避妊薬ともいい、エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)というふたつの女性ホルモンが少量ずつ含まれる錠剤です。含まれるホルモンの量により低用量ピルと中用量ピル、高用量ピルに区別されます。

ピルに含まれるホルモンと卵巣で作られる女性ホルモンはほとんど同じものなので、ピルを服用すると脳から排卵を促す指令がストップし、月経周期を強制的に変更することが可能になります。

一時的に生理日をずらしたい場合は中用量ピルを処方される場合が多いですが、より安全性と確実性を求める場合には低用量ピルを数か月前から服用することをすすめるクリニックもあります。どちらも医師の指示に従って服用すれば体に害はありませんので、安心してくださいね。

いつピルを飲み始めればいいの?

生理をずらしたいイベントの何日前に飲み始めればいいのかは、生理日を前にずらすか後ろにずらすかで異なります。生理を早めにずらす場合は前の生理の5日目から、生理を後ろにずらす場合は生理予定日の1週間前からピルを飲む必要があります。

生理不順の人は生理予定日から逆算できませんので、早めにずらす方法をとってください。少なくともずらしたい生理の1か月前にはクリニックを受診して、ピルの処方をしてもらってください。月経周期が安定している人でも1週間前にはピルを処方してもらうことが必要です。

次の生理を遅らせる方法では、生理日を避けたい大事な日にもピルを服用する必要があり、人によっては頭痛や吐き気、倦怠感などの副作用を感じることもあります。時間に余裕がある場合は、次の生理を早める方法をおすすめします。

ピルを使う生理のずらし方

次の生理を早める方法

次の生理を早めるためには、前の生理5日目から中用量ピルを10日ほど服用します。低用量ピルを生理初日から14日服用し飲みやめる方法もあります。そうすると服用中止後数日で生理がきますので、次の生理日を早めることができます。もし生理が終わったタイミングで受診しても、10日間ほど中用量ピルを服用すれば次の生理日を早めることは可能だそうです。

医療機関によりますが、中用量ピルは必要日数分のみ処方していただけるようです。低用量ピルはシート単位での処方になるので、必要な日数がそれ以下でも28日分の処方になるそうです。

特に海外旅行のために生理日をずらしたい人は、時差や長時間のフライトで飲み忘れやすいので、次の生理を早める方法をとることをおすすめします。

次の生理を遅らせる方法

次の生理を遅らせる方法の場合は、生理予定日1週間前からピルを飲み始め、生理を遅らせたい日まで飲み続けます。服用中止後数日で生理がきます。

月経周期が安定している女性ならこの方法も選べるのですが、結婚式や受験などの大事なイベントが控えていて、生理不順になってしまうことも考えられます。大事な日に頭痛や吐き気の副作用が出てしまっては生理以上につらいので、可能であれば生理日を早めにずらす方法をおすすめします。

ピルユーザーの場合

ふだん低用量ピルを服用している人は実薬を短縮したり、休薬を短縮したり、中用量ピルを飲み継いだりといった方法で生理日をコントロールすることができます。

(ピル服用中の生理は「消退出血」といって正常な月経とは異なりますが、ここでは「生理」と表記します)

ただ休薬を8日以上延長してしまうと避妊効果が少なくなりますので、休薬を延長する方法はとらないでください。また避妊以外の治療目的でピルを服用している人は、医師に相談の上で生理予定日を調整することをおすすめします。

ピルを服用するときの注意点

人によっては副作用も

初めてピルを服用する人には頭痛や吐き気、むくみや倦怠感などの副作用がある場合があります。いずれも軽度のものがほとんどですが、集中力が必要な試験や試合などが服用期間にならないよう注意が必要です。

またピルを飲んでいる期間中は避妊効果があると勘違いしている人もいるようですが、ピルは続けて服用することで排卵を抑制する薬なので、飲み始めてすぐに避妊効果が出るわけではないのでご注意を。

また10%くらいの割合でピルの効果がうまく出ない人もいるようなので、100%確実に生理日がずらせるわけではないことは知っておいてください。

服用NGの人は?

ピルは本来のホルモンバランスを変えてしまう薬なので、病気や生活習慣などによって服用できない場合もあります。

タバコを1日15本以上吸う35歳以上の人
肝機能の低下している人
乳がん、子宮がん、子宮筋腫の人または疑いのある人
高血圧の人
血栓症治療中の人

その他にも手術の予定がある人や術後すぐの人、妊娠中や出産後すぐの人などはピルを服用することができないので、クリニックを受診する際にはよく医師と相談してください。

病気の治療では注射で生理を止めることも

リュープリンやゾラデックスというホルモン抑制剤を注射することで生理が止まることもあります。子宮内膜症や子宮筋腫の治療で使われ、注射で投与されます。この薬は女性ホルモンを抑制して、閉経と同じような体の状態にするので、生理が止まるのです。

病気の治療には効果があるのですが、閉経後の更年期障害のような症状が副作用として現れます。うつ病や関節痛、ほてり、めまいなどで、体内の女性ホルモンが不足するために体調が優れなくなる場合もあります。

薬の効果が切れるとほとんどの場合は1か月ほどで生理が再開するそうです。

月経血コントロールで生理を楽にする方法

昔の人はこれで生理をコントロールしていた!?

使い捨てナプキンがまだなかった時代は、女性は膣をしめたりゆるめたりすることで、経血をコントロールしていたといいます。ふだんは膣の中に経血をとどめておいて、トイレにいったときに、まとめて出すこことを心掛けていたとか。最近そんな昔の女性の知恵に学ぶ「月経血コントロール」が注目されています。

月経血コントロールをかんたんに言うと、子宮を柔らかくし、膣を鍛えて経血を出し切ることを意識すること。実践している人の中には、生理痛がなくなったり、生理自体も軽くなったという声もあるそうです。夜間にはほとんど経血がナプキンについていないという人も。

生理日をコントロールするわけではありませんが、生理の日を楽に過ごすために自分の体を整える方法として取り入れてみたいですね。排尿を途中でやめるとキュッと膣口が閉まる感じをイメージしてみてください。膣口を引き締めて経血をためておき、その後トイレで経血を出し切ることを意識するのがポイント。次第にトイレ以外では経血が出にくくなってくるそうですよ。

コツとしては生理時には歩幅を小さく、体はねじらないこと、座るときには脚をそろえること。背筋をまっすぐにして、お腹には力を入れずにおしりをキュッと引き締めるように。イメージしにくい場合は、着物を着ているときの所作を想像してみてください。昔の日本人が自然にしてきた立ち居振る舞いが、膣を鍛えて経血を漏れにくくしていたのかもしれません。

布ナプキンの普及とともに知られるように

少し前から布ナプキンを使う人が増えているようです。紙ナプキンでかぶれてしまう人や冷え取りをしている人などに使用者が広がっていて、経血を吸ったナプキンで体が冷えたり、蒸れて臭いが気になったりする人が布ナプキンを選んでいるようです。

布ナプキンを使うと必ず自分で経血を洗濯しなければなりません。そこで経血量や経血の出るタイミングに自覚的になる女性が増え、月経血コントロールへの関心が高まっているのではないでしょうか?

実際に月経血コントロールを紹介するWebサイトなどでは布ナプキンの使用も推奨されているようです。興味のある方は思い切って布ナプキン+月経血コントロールにチャレンジしてみませんか?

ヨガで生理をコントロールできる?

ヨガで体を整えて生理を楽に

生理の日をイライラしないで心穏やかに過ごすため、ヨガはとても役に立ちます。ヨガは本来快適で安定したココロを作ることが目的です。ヨガのポーズで体のゆがみが矯正され、ゆったりした呼吸や瞑想を組み合わせることで集中力が高まりよい精神状態でいられるようになります。

ただ生理中にはしない方がよいポーズもあります。逆転のポーズやねじりのポーズは経血が逆流したり、下腹部を刺激してしまうので、生理中はお休みしましょう。ヨガスタジオの中では生理中のヨガをすすめていないところも多いです。

自分自身の体と向き合う機会にもなりますし、日常的にヨガを取り入れることで、生理も含めた女性の周期的な体調の変化を過ごしやすくなると思いますよ。

月経血コントロールヨガのレッスンも♪

最近は月経血コントロールヨガのクラスが開かれているヨガスタジオもあるようです。主に骨盤のゆるめるべきところと引き締めるべきところのバランスを整え、体の軸を作るレッスンを受けられるようです。

生理が軽くなり生理痛も和らぐほか、内臓や骨盤の位置を整え、ハムストリングスや腸腰筋といった下半身の筋肉を鍛えるため、歩き方もよくなり、将来的には尿失禁や膀胱脱などの予防にもなるそうです。子宮が活性化するため、妊活中の女性にもおすすめだそうですよ。

まとめ

いかがでしょうか?生理をコントロールするといっても、ピルを使って生理日をずらしたり、ヨガや月経血コントロールによって、生理のときの体調を自分で整えていったりと、さまざまな考え方があると思います。毎日の生活を生理のせいで暗い顔で過ごさないでいいように、ご紹介した生理のコントロール法を活用してくださいね!