排卵日は生理の何日前?生理の何日後?排卵日と生理の関係を詳しく教えて!

女性は生理から次の生理の間に排卵日があります。妊娠を希望している女性も、妊娠を望まない女性も自分の排卵日をきちんと把握したいと思う人は多いいですよね。排卵日を予測することで妊娠しやすい日や妊娠しにくい日がわかります。そんな知っていると便利な排卵日や生理に関する事ご紹介します。

生理と排卵日の関係は?「排卵日」とは何か?

生理と排卵日は「卵胞期」「排卵期」「黄体期」「月経期」のサイクルで成り立っています

女性の卵巣にある卵胞から卵子が放出されることを「排卵」と呼びます。この排卵する日を「排卵日」と言います。排卵した卵子の寿命は個人差が大きく12~36時間と言われていて、高齢になるほど卵子の寿命も短くなります。排卵する時間帯は夜寝ている時が多いとされています。

そして、排卵された卵子が精子と出会う事なく受精しなかった場合に生理が訪れます。

この貴重な生理と生理の間の排卵は月に1度しかなく、しかも数時間しかありません。この排卵のタイミングがわかるか、わからないかでは妊娠の可能性は大きく変わってきます。

卵胞期

生理が終了して排卵をするまでの間の事を言います。この時期、卵巣から「エストロゲン」という女性ホルモンが分泌され卵巣内の壁を少しずつ厚くしていきます。

排卵期

卵巣にある卵胞から卵子が飛び出して排卵した日いわゆる排卵日の前後5日の事を言います。この時期が最も妊娠しやすい日であり、妊娠を望まない人からはこの周期は危険日と呼ばれています。

黄体期

排卵したあとの卵胞が黄体という組織になり、黄体ホルモンが分泌されます。受精卵が着床する準備として、子宮内膜が柔らかくなります。妊娠を望まない人からはこの周期は安全日と呼ばれています。

月経期

排卵した卵子と精子が結合し柔らかくなった子宮内膜に着床すれば黄体ホルモン・卵胞ホルモンともに分泌は保たれ、妊娠成立です。しかし、妊娠まで至らなかった時はホルモンは減少し、生理としていらなくなった子宮内膜は血液といっしょに体外へ排出され、卵胞期を迎えます。

排卵日は生理後ではなく次の生理を予想して計算!

排卵がおこるのは生理開始の14日前後2日前と言われています

荻野久作という方が生理周期に関係なく生理開始予定日の12~16日前の5日間のどこかが排卵日だという説を唱えています。これをオギノ式という荻野学説で一般的に認知されている排卵日の計算方法とされています。しかし必ずしも全員が生理前12~16日のこの5日間に排卵が起こるわけではありませんが、可能性としてはとても高いです。

しかし生理周期に関係なくとはいっても安定していない事には次の生理の予測は難しいですよね。

排卵日を知るためにまず大切なのは自分の生理周期を知ること

生理初日から次の生理前日までの日数が25日~38日が正常な日数

まず大体の生理周期を知る為に毎月の生理から生理までの日数を記録して平均を出す事です。自分でカレンダーなどにメモするという手もありますが、スマホなどのアプリで生理周期を自動計算してくれるものもあるので、そういうアプリを活用するのも一つの手でしょう。

排卵日を予測するには生理だけじゃない!排卵日を予測する5つの方法!

①病院で診てもらう方法

レディースクリニックや産婦人科などで超音波で卵胞のサイズから大体の排卵日を予測する方法が正確で精度が高いです。しかし実際は卵胞が何ミリで排卵されると決まっていないのでおよその基準でしかありません。

②毎日の基礎体温を計る方法

毎朝目覚めてすぐ、布団から出る前に36.00とコンマ下2桁まで計れる婦人用体温計で口で検温をして、グラフを付けると排卵日特定の目安になります。ほぼ0.3~0.5度の間で周期的に体温が低い「低温期」と体温が高い「高温期」変化しています。 この変化が排卵日予測へつながります。

生理から排卵付近までが体温の低い「低温期」状態が続き排卵日前に1度ガクンと体温が下がり排卵をした後に体温の高いの「高温期」がやってきます。この「低温期」から「高温期」の変化する境目の付近のどこかで排卵がおきているとされていますが特定でこの日というのは基礎体温だけで確定はできませんが、大きな目安となります。
≪基礎体温からわかる不妊の原因≫
■「低温期」が長すぎる
卵巣機能が低下している事が疑えます。卵巣機能が低下しているから卵子を排卵させるまでに時間がかかってしまうということです。

■「高温期」が短すぎる
体全体に卵子を温める力が弱くなっている事が疑えます。血液循環が悪くなってしまいホルモンの分泌が弱くなり卵胞の発育が不順で排卵していない可能性も疑えます。黄体期の期間が短いということは黄体の機能が良くないので妊娠しにくいという可能性があります。

■「低温期」から「高温期」までの移行が長い
卵胞や卵子の上手く成長できていなくて排卵できていない可能性があります。そして排卵していても排卵日を特定しにくいです。

■「低温期」と「高温期」という区切りがなくてガタガタ
排卵日を特定する事が困難なだけではなく、ガタガタなグラフはストレスによる自律神経の乱れや、睡眠不足や生活習慣の乱れが大きく作用しています。そのせいでホルモンが分泌されていない可能性も疑うことができ「無排卵月経」かもしれません。
基礎体温を付けることでわかる事が色々あります。わかれば改善できることもあるので、排卵日を知る為の目的以外にも基礎体温をきちんとつけることはとても大切です。

③排卵検査薬で自分で調べる方法

検査方法としては2種類あります。

①排卵日付近とそうでない時との唾液の変化で排卵日を予測するもの
②尿をかけて排卵前24~48時間に上昇するLHサージをとらえて排卵日を予測するもの

LHサージをとらえて排卵日を予測するものは国産のものと海外製(主にアメリカや中国)のものがあります。国産のものは海外製のものと見た目の作りも明らかなので仕方ないのかもしれませんが、価格差が5倍程度あります。

唾液検査のものは通販サイトで購入することが可能です。

日本製の検査薬の検査のしかたは尿をかけて判定を待ちます。日本製のものは薬局などで、名前や電話番号など書くと購入することができます。

薬事法が変わってから通信販売では購入することができなくなってしまいました。1回あたりの検査の値段は500円前後が平均で、高額になります。日本製ですと「クリアブルーイージーデジタル」などがあります。

海外産の検査役の検査の仕方は尿に検査薬を浸して検査します。海外からのとりよせによる通信販売で購入することができます。1回あたりの検査の値段は、100円未満が平均で、送料をいれてもとてもお手頃な価格となっています。
海外製ですとアメリカ製の「ワンステップ排卵検査薬」などがあります。

④排卵日特有の排卵痛などの体調から予測する方法

排卵日付近から子宮がチクチクと痛む排卵痛がおこったり、眠くなりやすくなったり、イライラしたりとの症状が生理が始まるまで続くいわゆるPMS(生理前症候群)の症状が排卵日付近に現れます。

⑤排卵日のおりものの変化で予測する方法

排卵日付近のおりものの特徴としてわかりやすいものが3つあります。

①排卵日付近はおりものの量が一番多いです。
②生卵の卵白のような見た目になります。
③指にとると良く伸びます。

もう一つ特徴としては、あまり多くはありませんが血液が混ざるときもありますが、排卵日付近に血液が混ざる人はそんなに多くはありません。

これらの特徴がわかるようになれば、排卵日の予測が可能です。

①~⑤の方法を併用すればかなり制度の高い排卵日予測

1つの方法で排卵予測をするより、基礎体温を付けた上で病院で卵子を確認してもらったり、排卵検査薬を使用したり、おりものを確認してみたり、と複数の排卵予測方法を併用して、予測すれば排卵日の特定の大きな大きな目安となります。

排卵日前5日間は「もっとも妊娠しやすい日」でもあり「危険日」であり、排卵日後から生理までの間は「もっとも妊娠しにくい日」であり「安全日」なので、排卵日を知ることは妊娠の可能性を広げることもできるし、避妊の失敗の可能性を小さくすることもできるのです。

生理不順は排卵日を特定しにくい!生理周期の不順の原因は?治す方法は?

生理不順はストレスによるホルモンの乱れが原因の1つ

基本的に生理は女性ホルモンの分泌によって起こります。その女性ホルモンは脳(視床下部・脳下垂体)と卵巣の指示によりコントロールされています。しかし生理不順というのはそのコントロールが上手く行えていないのです。という事はホルモンコントロールを行う脳や卵巣が乱れているからなのです。

脳がストレスを感じると、ホルモン分泌は乱れてしまいます。しかし、逆に好きな映画を見たり、音楽を聴いたり、リラックスできる環境、ストレスを感じない状態を作ることができればホルモン状態が整う事が医学的に立証されています。

そして心のストレスだけでなく、体のストレスを整えてあげることも大切です。自分は生理不順だと思ったら、まず今の生活をみつめなおしてみましょう。

・無理なダイエットや過食はしてないか?
・1日3食バランスよく食べているか?
・睡眠はとれているか?

ごく当たり前の基本的な生活が出来ていないということ結構ありますよね。自分の体に目を向けて心と体両方のストレスを取り除くことで女性ホルモンのコントロールが上手く行えるようになり、安定した生理周期を迎えられるようにしたいですね。

生理周期を整えると言われる補助食品がある!

ラズベリーリーフティ

「ラズベリーリーフティ」といえば妊娠後期に飲むと子宮口がやわらかくなり、安産につながると言われているお茶です。妊娠初期から中期に飲むことが禁止されているくらい子宮に働きかけがあるお茶です。生理不順や生理痛の改善に効果があると言われています。

ビタミンE

ビタミンEをとると女性ホルモンの生成を助け、血管を保護する事により、全身を温める事ができるので、体の冷えを防ぎ生理不順や生理痛を緩和してくれると言われています。

排卵を促進して生理周期の安定化を期待できる可能性が高い事が医学的にわかっています。「アーモンド」「かぼちゃ」「あんこうのきも」などがビタミンEの含有量が高い食品になります。

イソフラボン

イソフラボンとは大豆が芽を出す時に含まれる成分です。この成分が女性ホルモンであるエストロゲンと同じような働きをしてくれると言われており、その事により女性の生理周期を安定化させたり、美肌効果などが期待できることが知られています。

イソフラボンを多く含む食品としては「豆乳」「豆腐」「きなこ」「納豆」などの大豆製品で手軽にとることができます。

質の良い排卵を迎えるためのにはどうしたらいい?何をしたらいい?

睡眠をしっかりととること!

卵巣内の卵胞や卵子が成長し、排卵するのは夜間が多いと言われています。夜遅くまで起きていたり、昼夜逆転の生活を送っていると質のいい大きな卵胞や卵子ができにくくなってしまいます。

脳からの卵巣へのホルモン伝達は夜の早めの時間に行われていると言われているので、夜更かししているとホルモン伝達が上手くできなくなってしまいます。なるべく早めの就寝が質の良い大きな卵子を作る秘訣でしょう。

湯船につかって体を温めること!

排卵には体を冷やさない事、温める事が大事です。外からじっくりと温めることのできる湯船は最適でしょう。体温が低いと、質のよい卵胞を育てることができなくなってしまったり、排卵を起こすことができなくなってしまったりと、不具合が出てきます。なので逆に体温を上げることによって卵子の質は上がり、排卵も上手く促されるのです。

卵を産む陸上のほとんどの生物は卵を産んだらフカするまで温めていますよね。温めずに冷やしたままだとフカしないから温めているのです。

適度な運動と筋肉を鍛えること!

外から温めるだけではなくて、体の内部から温めることも大切なことなのです。適度な運動で筋肉を作ることで体の内部から熱を作り出せると体の血行が良くなることへつながります。

すると卵巣の血行も良くなり質の良い卵子の生成につながるのです。好きな音楽を聞きながらウォーキングをしたり、テレビを見ながらのスクワットやヨガなどで自律神経を整えながらの運動が最適です。

バランスの良いカリウム多目の食事を心がけること!

体に良いバランスの良い食事をとることは勿論のですが、カリウムを意識した食事を心がけましょう。卵子のなかのミトコンドリアはカリウムにより元気になります。

ミトコンドリアが元気になるということは元気な卵子がつくれるということです。カリウムが含まれる食べ物は「アーモンド」「ほうれん草」「パセリ「にんにく」「じゃがいも」「ばなな」などです。
「三つ葉」「春菊」「セロリ」「ジャスミン茶」などの香りの強い食べ物や飲み物に排卵を促す効果があると言われています。

生理と排卵日の関係性についてのまとめ

生理周期や排卵日を知ることは女性にとって大切なことです。生理の乱れは精神や生活の乱れと直結しています。それだけ女性ホルモンはストレスに敏感なのです。女性ホルモンの影響で生理周期が乱れれば排卵日もずれてしまいます。

現在の所おおまかなの排卵日の予測はできますが、明確に「何日の何時が排卵」というようにピンポイントで予測することは、千差万別の人の卵子なので不可能なのです。しかし、排卵の予測方法をいくつか駆使すればおおよその排卵する日は予測できます。

排卵日をおおよそ特定できていれば妊娠する確率は一気に上がります。年齢などで個人差はありますが、きちんと排卵できていて排卵日を知っていれば1度の生理周期の間に妊娠する確率としては20%と言われています。4度の生理周期で排卵日を迎えれば妊娠できてしまうのです。

妊娠を望む方はまず生理周期を安定させる生活を心がけて排卵日を予測することから始めてみましょう。妊娠を望まない方も生理周期を安定させ排卵日を知ることで望まない妊娠をしてしまうことを防ぎましょう。